【イベントレポート】2025.6.5|ワンマン『OBLI-』余談編
こんにちは!ピウムジカvo.久喜有乃です!
今回は、先日稲毛K’sDreamにて開催したピウムジカのワンマンライブ『OBLI-』のセルフイベントレポート[余談編]をお送りしたいと思います。
これ一度は後編として書いてた記事だったんですが、書き進めるうちあまりにもディープになってきたため、こぼれ話、という扱いです。
だから読まなくてもいいと思いますし、読むならちょっとカロリーを使うかもしれないので覚悟した方がいいかもしれませんという注意を、前書きとして記しておきますね。
書きましたからね??????
…と、その前に。
前後編ともに読んでくださっている方にとっては「もう良くないですか?」案件ですが。
ひょっとするとここから読み始めんとする猛者も中にはいらっしゃるかもしれないので、もう一度だけ、言わせてください。
ピウムジカのnewSINGLE『アーニャ』はもう聴いてくれましたか??????
各種サブスクリプションサービスにて大好評配信中となっております!!
まだだよーという方は、まずはぜひご一聴ください✨
最新曲『アーニャ』をまずは聴いてみて!
2025/6/1release
ピウムジカ6th digital single 『アーニャ』
- アーニャ
- バラッド/Ball-ad

(すてきな感想お待ちしてますエブリディエブリナイ)
ライブレポ -余談編
“稲毛K‘s Dream”

改めてご紹介させていただく、今回のイベントの会場“稲毛K‘s Dream”。
ピウムジカも何度かこのステージに立ったことはありましたが、ワンマンライブをやらせていただくのは初めて!
K‘sといえば、ライブハウス界隈でも大変珍しい、ステージの後ろにドデカバックモニターがあることで有名です。
今回のイベントではこちらのモニターをフル活用して、普段のライブとはひと味違った演出を行っていきました!
(それから、多分世界で唯一、海鮮丼屋さんが併設されているライブハウス。店内はほんのり酢飯の香りがします。いつもちょっとよだれが出ます。)
「OBLI-」と「ローマの休日」
今回のセットリストをもう一度おさらいです。

うーん。なんていうか。何度も恐縮ですが。。。
神セトリですね。
あっごめんブログ閉じないでやめて
後編でも記した通りで、今回のセットリストは「もしも映画「ローマの休日」の主人公アーニャが思い出の彼に手紙を書いたなら」というifストーリーを、ピウムジカの楽曲でなぞっていくものでした。
ではなんで今回、そういうストーリー仕立てのライブにしたのか?というと。
そもそも今回のイベント自体が、6月1日にリリースした『アーニャ』及び『バラッド/Ball-ad』という新曲たちのリリースイベント(わかりやすくいうと誕生日会みたいなもの)で。
そしてその二つの新曲は、私の一番大好きな映画「ローマの休日」からインスピレーションを受けて制作したものだったので、ライブの演出も「ローマの休日」にあやかろう、と思ったのです。
ちなみに「ローマの休日」のあらすじはこんな感じ。
公務続きの日々に嫌気がさし、ローマを滞在中に宮殿を脱走したとある国の皇女アンは、アーニャと名を偽ってジョーと出会う。新聞記者であるジョーは、アーニャがアン皇女であると気づきながらも、皇女のプライベートは特ダネになると考え、正体に気づかないふりをしてローマ案内を買って出る。世間知らずなアーニャとの波瀾万丈なローマ観光を楽しむうちに、2人の間には特別な感情が芽生えていくが、同時に自分には皇女としてなすべき事があると自覚したアンは、ジョーとの別れを悲しみつつも自ら宮殿へと戻っていった。
これはぼやきみたいなものなんで読み飛ばしてもらっていいんですが、どのサイトのあらすじを読んでもアーニャとジョーの間に発生した関係を「一日だけの‘恋‘」と言い表しがちなのがちょっと違和感を感じていたり。内容をサクッと知りたい方向けには便宜上それでいいんだけど、私は厳密には恋とは違うなと思っていて。お互いに「この人魅力的だな」という気持ちが1mmも無かったとは言わないけど、相手にドキドキしたり苦しくなったりする焦がれる感じというよりは、特別な時間を共有しあったかけがえのなさから来る「好き」だったのではないかなみたいな。それが恋とはちょっと別の種類だということに本人たちもうっすら気づいていたように見えるんだよな。だから最後アン皇女はジョーたちに向かって「友情」という言葉を使っていたし、それは決して強がりとか恋心を隠した隠喩とかじゃなく、本心から強い絆で結ばれた大切な友達だと思ったから言ったんじゃないかなあって。………うんなんか止まんなくなりそうだからやめよう。いつか気が向いたら別で記事にしよう。
そしてもう一つ、『OBLI-』というイベントタイトルをつけた意図に触れさせていただきたいと思います。
・“Oblige”=義務
・“Obligato”=音楽用語で、伴奏とは別に主旋律を引き立てるための旋律。またはアドリブ(即興演奏)の反対の意。
どちらの単語にも「OBLI」が使われていますね。
そしてどちらの単語の意味も、どこか“律“みたいなものを感じませんか?
独立(自立)しているというか、厳格であるというか…。
「OBLI」という字の並びは私の中で[己の芯を持ち、規律を守り、つとめを果たす]という意味を持っているように思えたし、そしてそれは「ローマの休日」終盤の凛としたアン皇女の立ち姿と強くリンクするものでした。
だから、今回のイベントタイトルは『OBLI-』。
意志の弱い少女から、自分の足で立って歩く大人の女性になっていったアーニャの物語を、音楽を通して描きたかったのです。
そのストーリーを深めるために用意したのがリスト上の【special movie】で、K‘sのバックモニターを使わせていただきました。
そのムービー、もう使わないだろうけど消しちゃうのも勿体無いし、後日別の記事でまとめとこうかな。需要あるかな。
本番の衣装
実は本番着用していた衣装、これもわかる人だけわかる、みたいな感じだったと思うのですが…
私の衣装、「ローマの休日」のアーニャの服装に寄せてみました!


白いシャツに、スカーフに、スカート。
しかも、アーニャと同様に、髪もバッサリと切ってきたんですよ!!いや小ネタすぎる。
なので、ひぐらしにも本当は、ジョー同様にスーツを着せたかったんですが、おそらくメッッッッッッッッッッッチャ暑いだろうなあと思ったので、提案しませんでした。(それから、スティックを何度かジャケットに引っかけてフレーズを死ぬほどミスる未来しか見えなかった。笑)
いやしかし、オードリーのような気品だとかチャーミングさだとか、衣装を寄せたとてなかなか醸し出せるようなものではないですね。本当に妖精みたいで憧れです。
ローマの休日のオードリーが一番好き。
しかしこのオードリーヘップバーン、ウエストが細すぎる。私の二の腕くらいしかない。本当に同じ人類なのだろうか。
まとめ
というわけで、「OBLI-」ライブレポはこれにて完結となります!
大丈夫ですか?今回の記事を読むのにカロリー使いすぎて3kgほどお痩せになっていたりしませんか?
ちなみに私はこのブログを書くのに使ったカロリー以上のカロリーを、執筆の疲れを癒すため摂取してしまいました。
オードリーのようなウエストになるのはまだまだ先の話のようです…(遠い目)
それではまた!